うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように。

ノンフィクション本大賞受賞のブレイディみかこ あさイチ出演!

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第2回「Yahoo!ニュース本屋大賞2019年 ノンフィクション本大賞」の大賞に決定した「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著者のブレイディみかこさんが、11月7日(木)のNHKあさイチに出演されていました。

 

他のことをしながら見ていたあさイチでしたが、

ん?何かいいこと言ってるっぽい?

とちゃんと見てみると、ブレイディみかこさんでした!

心に響く内容でしたので、記事にまとめました。

 

  

ブレイディみかこさんのプロフィール

1965年福岡市生まれ

経歴:高校を卒業後にロンドンやダブリンなど渡英を繰り返し、1996年からロンドンの日系企業に数年勤務。現在はフリーのライター活動を行っている。また、英国で保育士資格を取得している。

 

第2回「Yahoo!ニュース本屋大賞2019年 ノンフィクション本大賞」大賞受賞作品 ブレイディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)

このタイトルは、著者のブレイディみかこさんのイギリスで暮らす中学生の息子がノートの隅に書いた落書きです。

日本人の母とアイルランド人の父の間に生まれた息子が、元底辺の中学校に通う中で、貧富の差や差別、アイデンティティの問題に直面する中で成長する内容です。

 

ブレイディみかこさんの妹は華丸大吉さんの知人だった!

コーナーの途中で、ブレイディさんから衝撃の発言がありました。

なんと、ブレイディさんの妹さんと、司会の華丸大吉さんが知り合いだと言うのです。

妹さんの名前を聞いた大吉さんはすごく驚いて、大きな声を出していました。

華丸さんが「あさイチ出演史上一番の大声」と言っていましたよ。笑

それくらい驚いちゃったみたいです。

昔、華丸大吉さんがまだそんなに売れていないような頃に、事務所にアルバイトとして入ってきた事務員の女性がブレイディみかこさんの妹さんだったそうです。

そして、大吉さんのファッションにも影響を与えて、仕事上も危ないところをけっこうフォローしてくれた方だったということでした。

人って思いがけないところでつながっているものですね。

 

「エンパシー」について

ブレイディさんいわく、「シンパシー」という言葉と「エンパシー」という言葉は、日本語では同じように「共感」というような意味で訳されてしまいがちなのだけれど、両者はちょっと違うそうです。

「シンパシー」の方は感情的なニュアンスが強く、共感とか同情とか同じ気持ちを抱くようなことだけれども、「エンパシー」というのは他人の立場に立ってみるということなのだそうです。

息子さんは、エンパシーとは「自分で誰かの靴を履いてみること」と言ったらしく、この言葉は「他人の立場に立ってみる」という英語で定型的な表現なのだそうです。

 

自然と共感するような相手じゃなくても、全然自分とは違う立場の人でも、一度相手と同じ立場になって考えてみるっていうのって、大切なことだけど難しいですよね。

それを、他人の靴を履くという行為にあてはめられると、「なるほど」と思いました。

サイズの合わない靴もあれば、汚い靴もある。

それをはくのはハードルが高いけれど、履いてみる。

心に響く言葉でした。

格差が広がりつつあり、これから外国人も多く入ってくる日本社会には必要なことかもしれません。

 

「子供は親だけじゃなくて社会が育てるもの」

イギリスで育ったブレイディさんの息子さんは、小学校は格差もあまりないそこそこの学校に行っていましたが、中学校はもともと荒れていた学校に入ったそうです。

「小学校の環境は真綿に囲まれていたけれども、中学校はむき出し」なのだそうです。

社会の荒波から息子さんが守られることなく、社会の荒波にむき出しでもまれているということですね。

「そんな環境の中で息子が成長したことは、これは社会が育てているということ」というようなことをおっしゃっていましたね。

 

息子の言葉

「人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う

・・・罰するのが好きなんだ」

息子さんの学校の生徒で、差別的な発言が多い子がいて、その子の言動を周りの生徒が批判するようになり、それがエスカレートして、いじめのようになっていってしまったそうです。

そのことを通して、息子さんが言ったのが、

「人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う

・・・罰するのが好きなんだ」

という言葉だったそうです。

 

深いですね。

正義を振りかざして悪を罰するという名目で、人を叩きのめしてしまう。

今のネット社会でも、そんなことありますよね。

心に刺さる息子さんの言葉だったと思います。

 

「子育てで、気をつけていること」の問いに

ブレイディさんに対する、近江アナウンサーや視聴者の具体的な質問は失念してしまったのですが、子育てについての質問に対しての回答です。

息子さんに対しては、

「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」

と言うようにしているそうです。

また、 

「自分の子供だと思わずに、小さな人間だと思って接している。」

ともおっしゃっていました。

 

まとめ

今日は偶然あさイチで、ブレイディみかこさんのお話を聞くことができました。

自分の子供に、悲しい思いや辛い思いをさせることは自分が辛くなってしまいそうなものですが、それも必要なことなのかもしれないと思わされました。(私に子供はいませんけどね。)

教員をしている私の友人が、「心が育つ」っていう言葉を前に使っていたけれど、まさに「心が育つ」ことが人間にとって大切なことなのだと思わされました。

ブレイディさんの息子さんが、社会の荒波にもまれる中で、貧富の差や差別や、アイデンティティについて考えて成長していく様子を描いた作品「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んでみたくなりました。

そういえば、ちょっと前のあさイチの「特選!エンタ」コーナーでも、この本は紹介されていて、その時のゲストだった柴門ふみさんも、読むべき本ということで未読だけど「ベッドサイドに置いてある」とおっしゃっていたのを思い出しました。

 

お読みいただきありがとうございました。