うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように★

クリスマスにほっこり涙の 映画「すみっコぐらし 」感想

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いよいよ今週はクリスマスですね。

24日も25日も平日ということで、クリスマスパーティーは分散の傾向があるようですね~。

2人家族の我が家では、夫の仕事の帰りが遅いこともあり、クリスマスを先週の土曜日にやってしまいました。

 クリスマスの一環?として夫が好きなキャラクターの、「すみっコぐらし」の映画を観に行ってきました。

正式な映画名は「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」です。

 

  

 クリスマス前の映画館と「すみッコぐらし」を待つ人達

土曜日の映画館のロビーはかなりにぎわっていました。

ポップコーンやジュースを買って、中で観ながら食べようとしている人もけっこういたし、グッズ屋さんにも人が集まっていました。

余談ですが、ロビーで食べると税率が10%で、劇場内で食べると8%なんですって。

だからロビーで食べ始めている人いなかったんだぁ、と納得しましたね。

 

そうこうしているうちに、なんかゆる~い列ができ始めました。

私「これ、並んでるの?」

夫「並んでるんじゃない。」

私「すみっコじゃないよね?これアナと雪の女王じゃないの?すみっコに並ばないんじゃない?」

夫「いや、並んでる人の感じがすみっコ観そうな雰囲気出してる。」

私「え!そんなのわかるの?」

夫「わかるよ。」

 

そういえば、よく見ると、ほんわか系の人達が多いような。

小さな子供連れが多いけれど、女性同士やカップルとかもなんかホワッとしているような。

私達もそう見えてるのかしら???

たしかに、夫はそうだな~。笑

なんて考えながら、そのゆるい列に加わりました。

 

やっぱりその列は「すみっコ」を観る人達の列でした。

劇場内に入っていくと、前の方にちょこんと白髪が目立つ初老の男性が1人で座っていました。

あ、こんな方も観るんだぁ。

と思いながら、予約していた自分達の席に座りました。

小さな劇場の比較的前の方だったのですが、振り返ると子供がいっぱいです。笑

後ろの席は、一瞬両方女性かと思いましたけど、カップルでした。

声でわかりますね。

でも、後ろの人の声ってなんかよく聞こえますよね。(*‘∀‘)

 

 

映画「すみっコぐらし」の感想

さて、本題の映画の感想ですが、少しネタバレがありますので、これから映画を観る方はご注意ください。

 

この映画のざっくりしたストーリーは、とんかつの端っことか、恥ずかしがり屋のネコとか、雑草とか、世の中の隅の方を好んで暮らしている主人公達が、ひょんなことから絵本の世界に入ってしまい、そこで出会った「ひよこ」のルーツ探しの旅を一緒にするというものです。

 

映画が始まると、子供達の笑い声がそこかしこから聞こえてきました。

子供ってちょっとしたことで、すごく面白がるんですよね。

こっちからすると、それが面白いんだけどって笑いそうになりました。

でも、内容がゆる~くほっこりしているので、正直途中で眠くなってしまっていたんですよね。

やっぱり子供が観る映画だったかもねーって思いながら。

それが、映画のクライマックスになってきて、劇場内の様子が変わってきました。

スン、スンスンッ

スンスンッ

何この音?

って思ってすぐに、それが涙で鼻をすすっている音だと気が付きました。

小さい子達も、心の機微がわかるんだなぁと思って感心してしまって、気付けば私も涙が出ていました。

 

みんなが泣いていたのは別れのシーンですが、これはやはりみなそれぞれが、自分のことに引きつけて考えると泣かずにはいられない場面だったのかもしれません。

一緒に行かれると思ったのに、同じように生きてきたのに、一緒に行かれないと気付く瞬間や、あきらめなければならない時って、人生の中にはありますよね。

そういう切なさを、この映画の中のシーンで感じて泣けてくるのだなぁと思いました。

でも小さい子達は、まだそんな人生経験がないのに。

きっと何かを感じとって心が動くのでしょうね。

 

私も不覚にも泣いてしまいましたが、映画が終わって明るくなると、後ろの席のカップルの女の子が号泣し続けていました。

彼氏の方がなぐさめていましたね。

一瞬私は「これ計算?」(←昔スマスマで計算マコちゃんってキャラクターいたんです。)

と思いそうになりましが、違いますよね。

ちゃんと、「そんなこと思っちゃダメ!」って心の中で自分を叱りましたよ。笑

 

横に座っていた夫は泣いていないと思っていたんですけど、お昼を食べに行ったお店で念のため、

「涙でた~?」

って聞いたら、

「うん。やっぱり自分のツボにはまる映画だった。あれで泣かない人なんているの?」

的なことを言っていました。

 

ということで、ウチの夫のように元々「すみっコぐらし」が好きな人はもちろん、私のようにファンじゃなかった人も、お子ちゃま達の心も動かす映画だったのだなと思いました。

前の方に座っていた初老の方はどう思ったのか気になりました。

どうして1人ですみっコ観に来たんだろう。

疲れてたのかなぁ。

ほっこりしてくれていたらいいな~。

などと思いました。

 

ちなみにこの映画のナレーションは、V6の井ノ原快彦さんと、本上まなみさんがされていて、主題歌は原田知世さんが歌っていました。

ナレーションからも歌からも癒しのパワーが出ていそうですね。

 

まとめ

忙しい方も、疲れている方も、クリスマスや年末に「すみっコぐらし」を観に行ったら、映画とそれを観に来ている人達にもほっこりさせられるんじゃないかなぁ。

そういうのってけっこうクリスマスっぽくないかなぁ。

と思いご紹介させていただきました。

 お読みいただきありがとうございました。