今週のお題「アイドルをつづる」
大相撲2019年5月場所で、初めて炎鵬(えんほう)という力士を知りました。
ニュースか何かで注目力士として取り上げられていたと思うのですが、最初見た時に
「えっ?女の子みたいな顔してる。
しかも、お相撲さん体形というよりは、ちょっと太った人くらいで、背も小さそう。
この人があの力士達と戦ってるの?」
って思ってしまいました。
その炎鵬関の相撲を見てびっくり!
二回りは大きいような体格の力士を相手に、土俵内を動き回って、まわしをとってひねり飛ばしたりしているんです!
相撲にあまり詳しくないので、正確な技の名前とかはわからないのですが、ワクワクするんですよね。
血が沸くような感じです。ってちょっとこわいですね。笑
でも、ホント、注目せずにはいられない力士なんですねぇ。
ちょっと調べてみたら、身長は168cm、体重99kg、と力士としては本当に小柄な方でした。
大学まで進学されて、一般企業に就職活動していた頃に、白鵬にスカウトされて、白鵬の内弟子になって、宮城野部屋に入ったそうです。
内弟子っていうのは、まだ現役の力士についている弟子で、部屋の親方に預かってもらう形で、いずれ力士が独立した時には一緒にくっついていくお弟子さんのようです。
白鵬の弟子だから、炎鵬なのですねぇ。
個人的には、字も音の響きもいいなぁと思います。
私は知らなかったですが、この5月場所から入幕した炎鵬関は、ずいぶん前からファンを獲得していたみたいで、人気のようです。
私が見た何回かの取り組みでは、大歓声を受けていました。
千秋楽では勝ち越しがかかっていましたが、惜しくも敗れて7勝8敗で負け越してしまいました。
でも、千秋楽の炎鵬と松鳳山の取り組みは、すごい熱戦でした。
激しい戦いが48秒間も続き、最後は土俵に突っ伏すような形で負けてしまいましたが、感動的でした。
会場のお客さん達も、大いに沸いていました。
ちなみに、たしかトランプ大統領が観戦したのは、最後の5番だったので、炎鵬の取り組みは観ていないのですよね。
残念。この熱戦を見てもらいたかったな~。
それにしても、炎鵬関、これから大相撲のアイドルになることは間違いなさそうですね。
勝っても負けても、なぜか、この人には強さ以外にも人をひき付ける何かがあるような気がします。
相撲のことは詳しくなく、そこまで興味があったわけでもない私が、「内弟子」の意味まで調べてしまいましたよ。笑
おそるべし、炎鵬関!
これからが楽しみです!
この雑誌の表紙イラストの後ろの方に小さく炎鵬関がいますね。
↓↓↓