私がこの秋唯一毎週見ているドラマ「G線上のあなたと私」。
だんだん視聴率が下がっているようでしたが、第7話はまた8%台に上昇してきたようですね。
やっぱり。
今回面白かったと私も思ったんですよね~。
久しぶりに感想を書いてみたいと思います。
「G線上のあなたと私」第7話感想 (ネタバレあります。)
理人の気持ちが定まってきた!
眞於にフラれてから、大学の同級生の結愛に気を持たせるような態度を取ったりと、よくわからなかった理人の気持ちですが、7話でははっきりと也映子の方へ向いていると感じられるシーンが何度かありましたね。
①也映子が弓を宅配で送ったことを理人が怒る
本当は会いたかったというのが伝わってきました。
也映子へ電話して
「今から会える?」
と怒り口調で言った時にはちょっとキュンとしましたね~。(也映子が即答しなかったから会わなかったけど。)
②兄から眞於に会うように言われて断る
眞於の様子がおかしいと気付いた理人の兄が、理人に眞於を助けて欲しいと言った時に
「俺もう違うんだわ。」
とはっきりと言いました。
③也映子から、眞於に1人で会うように言われて拒否しようとする
眞於が人生の谷底にいるらしいと知った也映子達。
3人で会いに行こうとするけれど也映子は理人1人で会いに行くのが、眞於先生にとって一番だと言いました。
だけど、理人は「あなたのことが」と也映子に何度も気持ちを言おうとしていました。
(結局は、也映子の「人間愛」発言に負けて眞於のところに行ってしまいましたけどね。)
理人の也映子への気持ちがはっきりした7話でしたけど、女として大事なところで、也映子が「人間愛」を見せて、眞於に譲ってしまったから、せっかくの理人の也映子への気持ちが、眞於へ向いてしまうのではないかと思うと胸が痛いところですね~。
眞於の展開が予想外だった!
原作を読んでいたので、こういう展開になるとは?!
油断していました。
まさか演奏会で弾けなくなっちゃってたなんて、思いもよりませんでした。
演奏会で自信がついたから、ヴァイオリン買い替えるって言ってたし!
やっぱり眞於は、ドラマではミステリアスな女性ですね~。
でも、眞於は理人への思いがありながらも、自分を抑えるんじゃないかな~と勝手な予想をしちゃいます。
桜井ユキさんが演じてるドラマの眞於って、けっこう芯が強くて正しい人だと思うんですよね。
自分で「ずるいですよね?」ってちゃんとわかってたりするし。
だから、理人とのこと、最終的に踏みとどまるのではと予想します。
(外れたらすみません。笑)
也映子の「人間愛」が心配
也映子は優しいですね~。
自分の気持ちを抑えて、眞於が人生の谷底にいることを察して眞於にとっての最善のことを考えるなんて、ホント人間愛ですね。
だけど、そんなに譲ってたら、そういう放っておけない人に持ってかれちゃうんじゃないかと心配になります。
昭和ネタですけど、「はいからさんが通る」の少尉だって、紅緒が好きなのに、身体の弱いロシア人の女性を放ってはおけなくなってしまっていたし。。
「これが、泣いてすがる人の感覚なのかもしれない。
身体中の細胞が行かないで、って言ってた。」
という也映子の心の声には私も一緒に泣いてしまいました。
幸恵さんがいてくれてよかった~。
「G線上のあなたと私」基本情報
原作
いくえみ綾さんのコミック
「G線上のあなたと私」
主な出演者
小暮也映子・・・波瑠
加瀬理人・・・中川大志
北河幸恵・・・松下由樹
久住眞於・・・桜井ユキ
加瀬侑人・・・鈴木伸之
渡辺晴香・・・真魚
加瀬芙美・・・滝沢カレン
清水結愛・・・小西はる
北河多実・・・矢崎由紗
北河弘章・・・小木博明(おぎやはぎ)
北河由実子・・・夏樹陽子
脚本
安達奈緒子
主題歌
緑黄色社会「sabotage」
(ソニー・ミュージックレーベルズ)
まとめ
原作漫画は、日常の中の出来事的で、リアリティがあっていいんですけど、ドラマはまさにドラマティックな展開になってきて、それはそれで面白いです~。
それにしても、理人役の中川大志さんは、お若いのに演技派ですね。
原作のキャラクターに一番寄せているのって、中川さんな気がします。
残り3話か4話でしょうか。
恋愛のことも、ヴァイオリンのことも、どうなるのか楽しみです!