うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように★

結婚式が終わったらヘアドネーションという選択も素敵です

髪をカットするハサミとくし

結婚式、みなさんはどんな髪型にする予定ですか?

普段は短めの方も、結婚式でアップスタイルにするために、切るのを我慢して伸ばしている方も多いでしょう。

結婚式の後には思い切ってショートスタイルにしようという方もいますよね。

そんな方に、ただ髪を切るのではなく、寄付するという選択「ヘアドネーション」をご紹介したいと思います。

ヘアドネーションとは、病気などで髪の毛を失った子供のために、寄付された髪の毛でウィッグを作って無償提供する活動です。

一般的にはもう、髪の毛を寄付すること自体をヘアドネーションと呼んでいたりしますよね。

私が実際にやってみたヘアドネーションのことをお話ししますので、ちょっとでも興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

 

 

ヘアドネーションに興味を持ったきっかけ

 もう何年も前の話ですが、会社の同僚ががんになってしまって、そのことは私にとっても、かなりショックなことでした。

その時に彼女が言っていたのが、

「髪の毛のことが一番辛い。」

ということでした。

私も同じ立場だったら、たぶん同じだと思いました。

彼女はその後、手術を受け、前向きにウィッグ生活を楽しんでいました。

その時に、医療用ウィッグのことを知ったのでした。

でもまだその時は自分の髪の毛を寄付するというのが、日本の中ではあまり知られていなくて、私も一歩を踏み出せずにいました。

 

ヘアドネーションをやるにはどうしたらいいの? 

 ヘアドネーションは、アメリカで始まったようですが、ここ数年は日本国内でもメディアで取り上げられることも増え、テレビなどで目にすることも増えてきました。

そんなテレビの特集などを見ると、やってみたいなぁという気持ちが湧き上がり、ヘアドネーションのことを調べるようになりました。

日本には、髪の毛の寄付を募っているこんな団体があります。

↓↓↓

 

Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動

 

髪の毛のご寄付のお願い|ヘアドネーション|NPO法人HERO

 

つな髪®|髪の寄付(ヘアドネーション)で医療用ウィッグを無償提供

 

基本的には、どの団体も31センチ以上の髪が条件です。

私は、ここ数年はロングヘアだったのですが、自分の髪をセミロングくらいに残して31センチの髪って結構長いんですよね。

しかも枝毛とかもあるしなぁと思っていたら、上でもご紹介した「つな髪」なら15センチ以上でも受け入れてもらえるらしいと知りました。

結婚式も終わったし、これならやれるかもと思い、いよいよ行動に移すことにしました。

寄付できる髪の毛の基準が、団体ごとに違いますので、実際に寄付する場合はホームページをご確認くださいね。

「つな髪」は、今見たところ、前より髪質の基準が厳しくなっているようでした。 

 

ヘアドネーションを実際にやってみました。 

 普通の美容院にお願いしてもいいのですが、髪の毛の切り方のルールなどもあるので、手順を把握している「サポート店」の方が、気持ち的にも楽だなぁと思って、ホームページからサポート店を探して予約を入れました。

 

当日は普段とは違うことをやってもらうということもあり、ちょっと緊張して美容院に行きました。

だけど、美容院の方はサポート店なだけあって、手順も承知しているので、スムーズにカットを進めてくれました。

結局、当初のセミロングの予定よりは短く、ショートに近いくらいにしたので、「31センチ以上の髪」として寄付できそうということになりました。

そこの美容院は、カットから発送までやってくれるところだったので、私の方は髪を切ってもらうだけでした。

ヘアドネーション用の切り方があるのですが、それが終わった後は、いつもの美容院と同じで希望に応じた髪型にカットしてくれます。

それにしても、小学校の時依頼の短さ。

ちょっと慣れないけど、思い切った長さで寄付できたことは、やっぱり嬉しかったです。

しばらくしてから、「つな髪認定証」という寄付の証みたいなのが送られてきましたよ。

  

まとめ

 ヘアドネーションのことをご紹介させていただきました。

結婚式の頃って、結婚式用に髪を伸ばしている人が多いし、人生でもかなり輝いている時期だと思うんですよね。

そんな時期を一緒に過ごしたハッピーな髪の毛が、知らない誰かのことをまた違う形で応援できると思うと、そういうのもとても素敵なことだと思うんですよね。

私の場合、誰かの役に立つんだと思うと、逆に自分の気持ちが満たされるというこもあるような気がします。

また、結婚式、結婚式と言ってしまいましたが、ヘアドネーションはいつでもできます。

私もまたやるかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。