結婚式、みなさんはどんな髪型にする予定ですか?
普段は短めの方も、結婚式でアップスタイルにするために、切るのを我慢して伸ばしている方も多いでしょう。
結婚式の後には思い切ってショートスタイルにしようという方もいますよね。
そんな方に、ただ髪を切るのではなく、寄付するという選択「ヘアドネーション」をご紹介したいと思います。
ヘアドネーションとは、病気などで髪の毛を失った子供のために、寄付された髪の毛でウィッグを作って無償提供する活動です。
一般的にはもう、髪の毛を寄付すること自体をヘアドネーションと呼んでいたりしますよね。
私が実際にやってみたヘアドネーションのことをお話ししますので、ちょっとでも興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
ヘアドネーションに興味を持ったきっかけ
もう何年も前の話ですが、会社の同僚ががんになってしまって、そのことは私にとっても、かなりショックなことでした。
その時に彼女が言っていたのが、
「髪の毛のことが一番辛い。」
ということでした。
私も同じ立場だったら、たぶん同じだと思いました。
彼女はその後、手術を受け、前向きにウィッグ生活を楽しんでいました。
その時に、医療用ウィッグのことを知ったのでした。
でもまだその時は自分の髪の毛を寄付するというのが、日本の中ではあまり知られていなくて、私も一歩を踏み出せずにいました。
ヘアドネーションをやるにはどうしたらいいの?
ヘアドネーションは、アメリカで始まったようですが、ここ数年は日本国内でもメディアで取り上げられることも増え、テレビなどで目にすることも増えてきました。
そんなテレビの特集などを見ると、やってみたいなぁという気持ちが湧き上がり、ヘアドネーションのことを調べるようになりました。
日本には、髪の毛の寄付を募っているこんな団体があります。
↓↓↓
Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動
髪の毛のご寄付のお願い|ヘアドネーション|NPO法人HERO
つな髪®|髪の寄付(ヘアドネーション)で医療用ウィッグを無償提供
基本的には、どの団体も31センチ以上の髪が条件です。
私は、ここ数年はロングヘアだったのですが、自分の髪をセミロングくらいに残して31センチの髪って結構長いんですよね。
しかも枝毛とかもあるしなぁと思っていたら、上でもご紹介した「つな髪」なら15センチ以上でも受け入れてもらえるらしいと知りました。
結婚式も終わったし、これならやれるかもと思い、いよいよ行動に移すことにしました。
*寄付できる髪の毛の基準が、団体ごとに違いますので、実際に寄付する場合はホームページをご確認くださいね。
「つな髪」は、今見たところ、前より髪質の基準が厳しくなっているようでした。
ヘアドネーションを実際にやってみました。
普通の美容院にお願いしてもいいのですが、髪の毛の切り方のルールなどもあるので、手順を把握している「サポート店」の方が、気持ち的にも楽だなぁと思って、ホームページからサポート店を探して予約を入れました。
当日は普段とは違うことをやってもらうということもあり、ちょっと緊張して美容院に行きました。
だけど、美容院の方はサポート店なだけあって、手順も承知しているので、スムーズにカットを進めてくれました。
結局、当初のセミロングの予定よりは短く、ショートに近いくらいにしたので、「31センチ以上の髪」として寄付できそうということになりました。
そこの美容院は、カットから発送までやってくれるところだったので、私の方は髪を切ってもらうだけでした。
ヘアドネーション用の切り方があるのですが、それが終わった後は、いつもの美容院と同じで希望に応じた髪型にカットしてくれます。
それにしても、小学校の時依頼の短さ。
ちょっと慣れないけど、思い切った長さで寄付できたことは、やっぱり嬉しかったです。
しばらくしてから、「つな髪認定証」という寄付の証みたいなのが送られてきましたよ。
まとめ
ヘアドネーションのことをご紹介させていただきました。
結婚式の頃って、結婚式用に髪を伸ばしている人が多いし、人生でもかなり輝いている時期だと思うんですよね。
そんな時期を一緒に過ごしたハッピーな髪の毛が、知らない誰かのことをまた違う形で応援できると思うと、そういうのもとても素敵なことだと思うんですよね。
私の場合、誰かの役に立つんだと思うと、逆に自分の気持ちが満たされるというこもあるような気がします。
また、結婚式、結婚式と言ってしまいましたが、ヘアドネーションはいつでもできます。
私もまたやるかもしれません。
読んでいただきありがとうございました。