今週のお題「わたしの好きな色」
10代、20代と淡いピンク色が大好きでした。
洋服とか、靴とかの身に付ける物とか、傘やハンカチ、ポーチなどもピンク率は結構高かったと思います。
昔は比較的、自分に似合う色だと思っていました。(あくまでも自分目線です。)
だけど、30歳を超えたくらいから、少しずつピンク色の物を身に付けることにためらいを感じるようになりました。
朝、出勤の時に家を出てから、
「あれ?私、今日はスカートも靴も傘もピンクじゃない?」
と気づき、
「やっちゃった。ピンクちゃんになってる!痛いって思われてないかな?」
と気が気じゃなくなったりしていました。
それでも、30代半ばくらいまでは
「ピンクが好き、キラキラが好き、可愛い物が好き!」
という気持ちは続いていました。
ですがその一方で、人の目を気にする気持ちと、鏡に映った自分に淡いピンクがあんまり似合わなくなってきていることにも気づき始めました。
それで、30代後半くらいからは、段々、ピンク色から遠ざかるようになっていったんですよね。。
そして、40代の今は、我ながら紺色がよく似合うようになったなぁと思います。
ちょっと前に買って今は部屋着にしているTシャツがピンクとかはあるのですが、なかなか洋服でピンク色は選ばなくなりました。
それでいいんんだ。大人になったんだ。
って思っていました。
私は40代に入ってから結婚したのですが、諸事情あって結婚式は親族だけで行ったので、友人を呼ぶことだできなかったんです。
そうすると、お祝いを物でいただいたりするんですけど、その中にいくつか淡いピンク色の物がありました。
淡いピンクと水色のペアマグカップとか、昔の同僚が贈ってくれたルクルーゼの鍋とか。
気持ちが嬉しい!
昔の同僚なんかは、昔の私の好みをよく覚えてくれていたんだなぁ。
としみじみ感動しました。
だけど、ちょっとだけ、
私、もうあんまりピンク似合わなくなっちゃったんだよなぁ。
という気持ちが。。
ちなみにこれです。
↓↓↓
だけど、ピンクのマグカップやお鍋を使い始めると想像していなかった気持ちになりました。
なんだかテンションが優しく上がるんですよね。
癒されるんですよね。
午前中に家事が一段落した時に飲む一杯のコーヒー。
ピンクのマグカップで飲みたいんです。
他にもけっこうマグカップあるんですけどね。
ルクルーゼのピンクの鍋は、性能が素晴らしいのはもちろんですが、料理中にも私の気持ちをフワッと上げてくれるんです。
「ピンクってやっぱり好き♡」
使ってみなければ気づきませんでした。
淡いピンク色の洋服とかは、いまいち似合わなくなってしまったけれど、使うもの、キッチングッズとか、パジャマとか、寝具とかは、まだまだピンクはいいかも。
人に見せるわけじゃないし。
と思ったのでした。
そんな私も、ピンクはピンクでも大人のピンク色のお財布を愛用しています。
これが私のお財布と同じタイプの物です。
↓↓↓
この色は、なんとも大人可愛いくて、私みたいな世代に合うピンク色だと思っています。
それから、高齢の方のピンク色使いでグッときたことがあります。
もう10数年前の姉の結婚式の時に、80代の女性の親戚が出席していたのですが、衣装が淡いピンク色のワンピースドレスだったんです。
とっても似合っていました。
若い人が着やすい色だと思っていたけど、高齢になってからも、逆に似合うことがあるんだなぁと思いました。
結婚式が終わった後に、その方の淡いピンクのドレス姿は他の人達からも評判がよかったことがわかりました。
20代も終わりに差し掛かったあの頃の私も、
いつかはあんな風にピンク色のドレスが似合うおばあちゃんになりたいなぁ。
と思ったことを、思い出しました。