うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように★

台風19号が過ぎて 防災準備の1人反省会

床の上にまとめて置かれた懐中電灯、軍手、ロープなどの複数の防災グッズ

最初に、この度の台風19号で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、行方不明の方が一刻も早く見つかることを願っています。

また、被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

 

今回の台風19号は、経験したことがないくらいのすごい台風だということで、テレビでも盛んに事前準備の特集が組まれていましたよね。

私は長野県に住んでいるんですけど、テレビなどの情報を受けて、自分なりの防災準備をしました。

幸い、私の住んでいる賃貸アパートは被害がなく過ごすことができました。

だけどもし、停電や断水になっていたら、この準備で大丈夫だったのかな?と思う部分もありました。

ということで、次回の防災のためにも、今回の台風で私が感じたことをまとめておきたいと思います。

 

  

ガスのことを早めに確認すればよかった

うちはプロパンガスなんですけど、台風が来て、停電になったらガスがどうなるのかはっきり認識しないまま、気ばかり焦っていました。

ガスコンロやガスボンベを購入している人を見て、ウチも買わなきゃかも?と焦ったり、調理なしでも食べられる物をいっぱい買ってきたりなど、すごく守備範囲を広く取っていて台風前の数日間は毎日毎日買い物に行っていました。

そして台風前日に、プロパンガスの会社に電話で聞いたところ、

「停電になったらお風呂はダメだけど、基本的にはガスコンロは使えます。」

という回答をもらいました。

大丈夫で安心した~!と思ったけれど、もっと早く確認しておけば、調理できるものを多く買ったりなど、ある程度買うものを絞ることができたと思いました。 

冬場のガス代がバカ高いプロパンガスも、災害には比較的強いというのも今回知りました。

 

ランタン1つじゃ足りない

台風当日、停電がいつ来るかわからないと思いながらも電気がついたまま夜を迎えることができました。

料理をしながら思ったのは、もしこれが真っ暗だったら、プロパンのガスコンロが使えても、料理するのは難しすぎるということでした。

事前に夫と、ランタンが1つあればまぁ大丈夫でしょう、ということになっていたんですけど、夜にランタン1つじゃ、座ってるだけならいいけれど、作業をするには厳しいと思いました。

なんでそんなこと想像できなかったんだろうと思いましたが、差し迫って来ないと、人って想像できないのかもしれませんね。 

 

「養生テープ」の存在を初めて知った

テレビで盛んに言われていた「養生テープ」。

窓ガラスが割れた時のために、今回かなりの人が窓に貼ったと思われるテープです。

私は今回初めてその存在を認識しました。

布テープでもいいのかな?と思ったのですが、べたべたしちゃうみたいで、仮テープみたいな剥がしやすい養生テープは、これからは、災害準備のマストアイテムになりましたね。

 

 

 

洗濯、アイロンなど、前倒しできることはどんどんやっておく

台風がやってくる数日前は、不安で備蓄の買い物ばかりしていました。

台風当日になって、停電がいつ来るかわからないという不安に襲われて、洗濯をできる限りやっちゃおうとか、夫の会社用のワイシャツを数日分アイロンかけたり、日持ちしそうな料理をしたりと、大忙しでした。

そのせいか、午後からなんだかずっと眠くて仕方がありませんでした。

大事な時に疲れ切って眠くなっちゃうのでは、もしもの時のとっさの行動力に影響がありそうですから、アイロンとか、早めにやれることはもっと前からやっておこうと今回思いました。 

 

ハザードマップを重要視して選んだアパートは正解だった

転勤しやすい夫と数年前に結婚した時に、長野県に引っ越すことが決まりました。

そしてアパートを探した時に、私はハザードマップとかなりにらめっこしました。

関東平野に慣れ親しんでいた私が、山に囲まれている長野県で暮らすにあたって、自然災害に対する不安がけっこうあったんです。

そして、ハザードマップ情報を加味した上で、市内でも安全度が高い場所にあるアパートに決めました。

だから、土砂崩れや洪水があっても、ここまでは来ないはずだということが、台風の中で、緊張した中にも1つの安心感を持たせてくれました。 

もちろん、先祖代々の土地に住んでいる場合もありますし、誰もが好きに住むところを選べるわけではないと思います。

ハザードマップの情報が全てではないとも思いますが、これから生きて行く上で、みなが自分の住む土地の危険度を意識して対策を取ることは大切だと思いました。

 

台風が過ぎた後に洪水が発生すると知った

私が住んでいる地域は、あまり大きな影響がなかったかのように台風が過ぎて行ったと思っていたのですが、だんだん近隣の川が危険水域に入っているという情報が入るようになりました。

大量に降った雨は上流からだんだん下流へと押し寄せてくるのですね。

近隣の河川はなんとか持ちこたえたようだったのですが、県北の方では千曲川の氾濫で大きな被害がありました。

そして、他の地域でも河川が氾濫していると知りました。

翌日は、私の親族が住む関東の方の川が大変な水位になっていると聞いて、国土交通省のホームページにある、川の水位を10分おきに確認できるページを 1日中チェックしていました。

そちらの方は、幸い大丈夫だったのですが、河川は台風が過ぎてからも危ないということを今回実感しました。

 

まとめ

今回の台風で、私が感じたこと、反省したことをまとめました。

今まで生きてきて、こんなに大きな台風が来たのはたぶん初めてでした。

だから、こんなに事前に準備をしたのも初めてでした。

今回の経験を忘れないで私自身もこれからに生かしたいと思いましたし、どなたかのお役に少しでも立ちましたら幸いです。