うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように★

運転が怖い人へ送る 転勤妻の私がペーパードライバーを克服した方法

手のひらの上にのっている紙製の白い車

車の運転って、苦手な人も結構いますよね?

私は苦手でした。(って言うかできませんでした。笑)

20代の時に免許をなんとか取得してから、ほぼ運転せずペーパードライバー状態になっていたんです。

免許証は身分証明書としてのみ、その役割を果たしていましたね。

「怖いし、一生もう運転はしなくていいや。」

というのが私の正直な気持ちでした。

だけど転勤になった夫と一緒に長野県に住むことになって、車社会で暮らすことに。

生活の為に運転せざるを得なくなり、頑張って恐怖感を乗り換えました。

ここでは、ペーパードライバーを克服する為に実際に私がやったことをご紹介します。

 

 

自動車教習所でペーパードライバー教習を受ける

自動車教習所には、免許を持っていても、実際には運転ができない人の為の「ペーパードライバー教習(講習)」というのがあります。

私が受けたのは教習所に通う教習で、毎回予約を入れて1回1時間、料金は約5,500円でした。

最初は全く感覚が取り戻せずグラグラで、教官からも「路上には出せないレベル」と言われ、やっぱり無理なんじゃないかとも思いました。

それでも、一度免許を取得していたことを身体が憶えていたのか次第に感覚を取り戻して来たんです。

これには自分で自分に驚きました!

路上に出るのは勇気がいりましたけど、4回目から路上に出ることができました。

そして、3回の教習所での教習と、4回の路上教習で、教官がいてくれたらなんとか運転できるようになりました。

教官から

「これからは教習所に来てもいいし、旦那さんに隣りに乗ってもらっての練習でも大丈夫じゃないの?」

と言われたこともあり、教習所は7回で卒業しました。

「教習に何回通うのが普通なのか?」知りたくて、最初の頃に教習所の事務の方に聞いたところ、4回くらいじゃないかという回答がありました。

もちろんこれは個人差ありますし、早い人は2回の人もいるし、長めに通う人もいるようです。

私なんて、もうちょっと通ってもいいと思っていましたしね。

 

運転に慣れた人に同乗してもらって練習

ペーパードライバー教習に通って運転の感覚が戻って来ても、教習車と自宅の車では仕様が多少違いますし、いきなり1人では運転するのは勇気がいりますよね?

そんな時は、運転に慣れた人に隣りに乗ってもらって練習するのがおすすめです。

私の場合は、夫が休みの週末に、同乗してもらって練習しました。

同乗してもらうと、長い時間運転しても、教習所と違ってお金がかからないし、運転すればするほど慣れてくる感覚がありました。

でも親しい人が隣りにいてくれると甘えてしまって、右折の時とかに

「今、行っていいんだよね?」

みたいな確認を気軽にしてしまうのがちょっと難点でしたね。

 

 

 

駐車の練習

駐車場に数台の車が駐車されている。

幸いアパートの駐車場が、スペースの関係で私の車の両隣に車の駐車場がない作りになっているので、多少のズレは気にせず駐車できたんです。

でもそんな環境ばかりでは、外で駐車できるようにならないので、近所のスーパーの空いている場所で、夫につきあってもらって練習しました。

最初は、運転席の窓から見ると白線に対して平行なんだけど、車から出て見ると曲がっているという変なクセがありましたし、ハンドルの切り具合とタイヤの動きの連動性がよくわからなくて、何回も何回も切り返していました。

これも、根気よく練習することで少しずつ駐車時間が早くなりましたよ。

 

運転のノウハウ本を読む

教習所に通い始めた頃から、夫の薦めで読んでいた本があります。

この本は、テクニック的なことも為になるのですが、運転が怖くて不安を感じている人に勇気と自信を与えてくれるようなメッセージがたくさん入っていて、ひとり立ちしてしばらくするまでは、本当に頻繁に読み返した本でした。

本を読んで、気持ちを盛り上げてから運転するというのがルーティンみたいになってお守り的な存在でしたね。

自分に合った運転の本を繰り返し読んでみるのもおすすめです。

ちなみに私が読んだ本の新訂版がこちらです。

 

 

道路標識を覚える

道路標識ってたくさんありますよね。

免許取得時は覚えたけれど、その後運転せずに過ごしているうちに、すっかり忘れてしまった人も多いと思います。

私はほとんど忘れてしまっていたので、道路標識の一覧表を印刷して、食卓の壁とトイレの壁に貼り付けて、意識して見て覚えるようにしていました。

ちなみにトイレのはいまだに貼ってあります。(まだまだ未熟者です。)

道路標識などについて詳しく知りたい方は、こちらの国土交通省のホームページをご参照ください。

www.mlit.go.jp

 

車の取扱説明書で装備を確認

ひとり立ちを意識するようになって、車の装備を一通り確認しておきたくなりました。

やっぱり1人で運転するとなると、何かあっても頼れるのは自分ですから、自分が乗る車のことをちゃんと知っておきたくなったんです。

でも車の取扱説明書って分厚いんですよね。

だからざっと目を通して、基本の装備については頭に入れて、後は

「このことは取扱説明書に詳しく書いてある場所があったよね。」

くらいに思い出せるようにしておくことでよしとしました。

車の中に取扱説明書を置いておけば、もしもの時に、「車を安全な場所に止めてから確認できるから大丈夫」と自分を安心させる材料になりました。

 

 

 

近所のコースでひとり立ちへ

教習所通いが終わってから、数か月、なかなかひとり立ちすることが出来ずにいた私ですが、意を決しました。

私の場合、「自宅アパート ~ 一番よく行くスーパー 」をひとり立ちの練習コースにしました。

夫に隣りに乗ってもらって何か月も通っていたスーパーでしたが、1人で運転するとなると話は別です。

怖くて震える思いでした。

だけど、そこを超えていかないといけないんですよね。

 

<練習メニュー>

1回目:「アパート~スーパー」の往復を夫に同乗してもらう

2回目:「アパート~スーパー」を1人で往復

3回目:「アパート~スーパー」を1人で往復

 

本当に、初めての1人での運転はドッキドキでしたが、1度無事に戻って来られると、すごい達成感がありました。 

 

毎日運転する

運転席でハンドルを握る女性

一度ひとり立ちしたら、次の運転まで間を置かない方がいいと思います。

私の場合は、翌日から1週間、毎日運転しました。

買い物したい物がなくても、毎日スーパーに行って、ちょこっと買って帰って来るというのをやりました。

最初の頃は、けっこう気持ちが重かったですね。

スーパーでウロウロしていると、帰りに車で帰らなければならないことを忘れそうになって、思い出すと嫌~な気持ちになったりしていました。

「大仕事が残っていた・・・。」

みたいな感覚でしたね。

でも、嫌でも毎日運転するうちに、慣れてきて、だんだんと気持ちも軽くなっていきましたよ。

 

 

 

まとめ

ペーパードライバーだった私が恐怖心を乗り越えて、悪戦苦闘して運転できるようになった経緯をお話しさせていただきました。

今考えても、必要なのは「慣れ」が一番だったように思います。

それなりの量の練習と、標識や車の知識が、不安を軽減させてくれました。

私も今では往復1時間半くらいの所までは運転するようになりましたが、それでもまだまだ知らない所に1人で自由に車で行かれるというレベルではないんです。

だから大きなことは言えないのですが、これからも運転が上達するように日々頑張りたいと思います。

運転をこれから始めたい方も一緒にがんばりましょ~!

この記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。

 

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