二十歳の時、私にとってコーヒーは、まだ美味しい飲み物ではありませんでした。
何が好きって、それはジュースですよ。(笑)
オレンジジュースとか、コーラとか、子供の頃から大好きでした。
コップに氷を入れてグビっと飲めば、もう最高!
お酒は20歳で飲むようになったけれど、心から美味しいとはまだ思えなかったし。
そして食後やお菓子と一緒に飲むのは緑茶や紅茶。
お菓子と合うのはお茶と疑いませんでしたね。
それが新卒で入った会社を3年半で思い切って退職して、銀座にある会社に転職したことが、私の本当の意味でのコーヒーデビューのきっかけになりました。
(それまでも全く飲めないのではなく、おつきあい程度には飲んでいましたからね。)
コーヒーと私の大人エピソードをお話ししたいと思います。
銀座のお店でコーヒーデビュー
新卒で入った会社は、時々は外のお店で食べたけれど、基本的にお昼はコンビニやお弁当屋さんで買ってきたものを、会議室で女子社員ばかりでワイワイしながら食べていたんですよね。
だから飲み物も、給湯室で入れたお茶を飲んでいました。
だけど、私が転職した銀座の会社の人達は、いつも外に食べに行くんです。
交代制で、いつも2、3人で出かけていました。
今はもうないのかもですが、ソニービルの下のレストランや、近鉄ビルのイタリアンや中華、インズのレストラン街など、いろんな所に行きましたね~。(懐かしすぎる~!)
そして、ランチメニューにはたいがいセットでコーヒーか紅茶がつくのです。
最初は紅茶にしていたけれど、一緒に行く同僚が頼む「イタリアンの後のコーヒー」が妙に大人っぽく、かっこよく、美味しそうに見えて、私も試しにコーヒーにしてみたんです。
最初はそんな好きじゃなかった。。
でも、
半年後には完全にコーヒー派になっていました。
「ランチの後にコーヒー飲まないと落ち着かない!」
みたいな感じです。
(お昼のこと「ランチ」って言うようにもなりましたね。)
大人じゃないですか?(笑)
まだミルク必須でしたけどね。(^-^;
ブラックが好きになったきっかけ
銀座でコーヒーデビューした私でしたが、「ミルクを入れたコーヒー」が大好きで、ブラックのコーヒーはほとんど飲みませんでした。
だってミルク入りとは別の飲み物みたいに苦いから。(;'∀')
そんな時代が長~く続きました。
それが、数年前に結婚したんですけど、夫がコーヒーを途中までブラックで飲むんですよね。
そして半分くらい飲んだら牛乳を入れる。
最初、私はミルク入り派だったのですが、いつもブラックで飲み始める夫を見ていると
「それって美味しいの?」
って気持ちになってくるのですよね。
で、銀座の時同様、影響を受けて私もブラックに挑戦してみたら、
だんだんブラックの味がわかってきたかも?!なんです。
そうしたら、時によってはミルクを入れたくない日も出てきて、
「やっぱり一口目はブラックだよね。」
っていう人になってしまいました。
40過ぎて、やっと本当のコーヒーの味がわかったということでしょうか。
ブラックデビューできました。
まとめ
「私とコーヒー」のお話を聞いていただきありがとうございました。
コーヒーに関しては、人からの影響受けまくりな私でしたね。(汗)
でも、ブラックコーヒーを飲むなんて、二十歳の頃の私が見たら、
「大人だな~、かっこいい!」
って言ってくれるんじゃないかなぁって、思います。
それにしてもコーヒーって飲むようになると、あの香りだけで、なんとも言えない気持ちになって
「あ~、コーヒー飲みたい!」
ってなってしまうんですよね。
不思議で愛しい大人の飲み物です。
今週のお題「二十歳」でした。