うさぎのラテタイム

夫の転勤で長野県に住む40代の主婦が、2人暮らしの生活や思いを綴ります。皆さんのホッとひと息つける時間のお供になれますように★

即位の礼の日 私の日常も特別な思い出になる

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今日は即位の礼の日ですね。

テレビでも儀式の様子などが放送されています。

皇后さまの白い装束、「おすべらかし」という髪型、印象的です。

 

テレビを眺めていると、前回の平成の即位の礼の時のことを思い出しました。

あの時、私はまだ中学生で、運動の部活を毎日ヘトヘトになるくらいやっていました。

通常は土日もほとんど部活があったんですけど、即位の礼の日の部活がお休みになった時に、その時の部活の顧問の先生が、

「明日は休みになったから! 静かに家で!ビデオでも見ているよーに!」

と言ったんです。

え?ちょっと意外な言葉でした。

すごく恐い先生だったので、「静かにテレビで皇室の行事の様子を見ているように」とか言われるのかと思ったら、「ビデオでも見ているように」とは私にとっては意外な言葉でした。

みんな暇しちゃうだろうからビデオでも見とけってことかなぁって思ったし、先生はこういうことに関心がないんだなぁと思いました。

私は昔から歴史にロマンを感じる方だったので、行事とかをテレビで見たいと思っていたということもあり、本当に意外に感じたので、このことを今でも憶えています。

 

日々の出来事や考えたことって時間とともに忘れていってしまうことがほとんどですが、こういう公式な特別な行事と一緒になっていると、記憶に残っていたりしますよね。

 

今年の平成から令和に変わる時のことも、やっぱり私の記憶に残っていて、これもずっと忘れないんだろうなと思います。

平成最後の日は、用事があって東京にいて、ホテルに泊まっていました。

平成の最後の日の夜は雨で、駅のホームや構内が 、え?って思うくらいガランとしていたのに、翌日の令和初日は、みんなが繰り出して来ていて、駅が賑やかになっていたこととかが、印象に残っています。

1つの時代が終わる時の静けさと、新しい時代が始まったワクワク感が、人々の行動にも表れていたのかなと思いました。

ちなみにその時に書いた記事がコレです。 

 

www.mikeusagi.com

 

今朝のこともずっと思い出すのかなと思います。

夫は、今日は朝から一人で映画を見に行く予定でした。

私があんまり興味がない映画だったので、一緒には行かないことにしていたんです。

宇宙の映画で、男の自分探し的な映画みたいです。

その映画が、夫の行く予定の映画館では1日に1回しか上映されなくて、それが朝9時からでした。

私達夫婦の住む長野県は、昨日の夜からの大雨で、早朝から大雨注意報や、土砂災害警報が出ているので、私が心配して「行かない方がいい」と言ったこと。

そしたら夫が悲しそうに「わかった、行かない」と言ったこと。

その言い方が可哀想すぎて、私が「やっぱり行けば」と言うなど、「行く行かない」の話を布団の中で15分くらいしていました。笑

天気も回復してくるはずということと、映画が終わるまでに川が氾濫しないはずという見込みと、会社だったら確実に出勤しているということで、結局、夫は映画に出かけて行きました。

 

そんな夫婦のやり取りを、今日の即位礼に関連付けて、これから先の私の人生でも思い出し続けるのだろうなぁと思います。

 

今、雨が止んで鳥が鳴き始めています。

お天気も一緒に記憶されるのでしょうね。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。