先日、数年ぶりに、東京の春日のケーキ屋さんに行ってきました。
私達夫婦は夫の転勤で長野県に住んでいますが、時々東京に行くことがあります。
都営三田線・大江戸線の「春日」駅から徒歩2、3分のところにある「アヴランシュ・ゲネー」
まだ結婚する前に、時々夫がケーキを買ってきてくれていたパティスリーで、思い出のお店です。
真っ赤な店構えで目立つのでわかりやすいと思います。
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お昼にうなぎ屋さんに行った後、
「アヴランシュ・ゲネーでケーキを買ってからホテルにチェックインして、冷蔵庫に閉まって出かけて、夜ホテルに帰ってからケーキを食べようか?」
という夫の提案でした。
東京近郊に住んでいる方も、遠いけどケーキ好きの方も、ぜひ読んでみてくださいね。
アヴランシュ・ゲネーについて
こちらのパティシエの上霜考二さんは、かなり実力のある方のようです。
フランスのノルマンディーのパティスリーで修行をした後に、日本に帰国し、インターコンチネンタル東京ベイ、オテル・ド・ミクニなどを経て、パティスリー・ジャン・ミエ・ジャポンのシェフパティシエに就任されました。
その後2008年に、神楽坂にあるアグネスホテル東京のパティスリー「ル・コワンヴェール」の開店から2015年までシェフパティシエをされていました。
2011年に公開された映画「洋菓子店コアンドル」はこの「ル・コワンヴェール」がモデルで、映画の製菓監修も上霜さんがされています。
その後2015年に、ご自身のお店の「アヴランシュ・ ゲネー」をオープンされています。
ちなみにお店の名前の由来については、
「シェフ上霜考二の原点。
フランス ノルマンディー Avranches。
初めての修行先のオーナー・パティシエ Guesnay氏。
Avranches Guesnay の由来です。」
(アヴランシュ・ゲネー公式HPより引用)
ということでした。
なんか前はなかなか憶えられない名前だと思っていたけれど、由来を知ると、かっこいいですね~。
上霜さんがいなくなってからのアグネスホテル東京のル・コワンヴェールに行きましたけど、たしかにアヴランシュ・ゲネーのケーキやお菓子と似ていました。
同じ人が作ったレシピだから、そうなのですね。
ちなみにル・コワンヴェールはこの秋に新しいシェフパティシエを迎えて再オープンしたそうです。
こちらも行ってみたい!
ケーキ実食レポート!
さて、夜ホテルに帰ってからお楽しみのケーキタイムです。
アヴランシュ ゲネー の紙バッグはお店と同じこんな真っ赤なのです。
もう22時近くだけれど(こんな時間にいいのかしら!汗)
冷蔵庫に閉まってあったケーキを出して、お皿にのせて、コーヒーもドリップしました。(滞在型のホテルだったので、お皿やフォークなどもあったんです。)
それでは、いただきます!
夫が食べた方なんですけど、名前がわからないと思ったら、レシートにありました。
「Tarte gianduja citron」(520円税抜)ですって。
一口もらって食べたら、ナッツっぽいクリームの味がしました。
夫にも確認してみたら、
「高級なチョコタルトかな~、美味しかったよ。」
と言っていました。
「ルナール」(520円税抜)です。
たしかこれは看板商品の1つだったと思います。
箱から出す時にちょっとひっかけてしまって、上の方が少し欠けてしまいました。。
これは前にも食べたことがあるんですけど、初めて食べた時の感動が忘れられません。
柔らかいキャラメルでコーティングされた中に、ショコラオレムースが入っていて、その中にさらに、ヘーゼルナッツクリームが入っていて、何とも言えない柔らかさと美味しさなのです。
そして、ムースの下の方にオレンジのコンポテが入っていて、その下にシャリシャリするアーモンドスライスがあります。
この甘いムースとオレンジの酸味とか、アーモンドとかのマリアージュが、たまりません~!
「Madame segoshi」(500円税抜)
たぶん新作です。
ショーケースで見た時に、「Nouveau」らしき単語が書いて あって
「ヌーヴォー、で新作って書いてあるんじゃない?」
と夫が言いました。
私は読めなかったけど、柿らしきものが見えたので、旬のものを使っていて食べてみたいと思ってこちらを選びました。
お味はですね、上のコロコロしたクッキーみたいなのが、ほろ苦くてシナモン?コーヒー?ちょっとはっきりわからなかったのですが、いきなり美味しいです。
その下に、クリーム?ムース?などがあって柿が入っていて、一番下には白い柔らかいクリームがあります。
それらをスプーンを縦に入れてすくって一緒に食べると、苦味やら甘みやらが絶妙に混ざりあって、濃厚で
「何これ?美味しい~!」
と思わず声が出ました。
こちらは夫と一緒に食べたので、夫も美味しいと、うなっていました。
一番下の白いクリームなんて、普通ミルクっぽい味かと思うけど、まさかのほろ苦系で、意外性がありました。
やっぱりシェフのセンスを感じずにはいられません。
クリスマスケーキもありますよ!
何年か前、アヴランシュ・ ゲネーで予約して買ったクリスマスケーキです。
あの赤いお店に2人で受け取りに行きました。
中で作っている人達の様子が見える店内なので、作っている様子を見てワクワクしたのを覚えています。
もっとロウソクくれたと思いますけど、ロールケーキだから2本しか立てなかったんだったかな?
カットした写真がないのが残念なのですが、中もちょっと凝っていて、カットしても「おっ!」という感じになった記憶があります。
アヴランシュ ゲネー の今年のクリスマスケーキのチラシが今回買った時の紙バッグに入っていました。
アヴランシュ・ゲネー オンラインショップ
ケーキは実店舗でないと買えませんが、焼き菓子や「ギモーヴ」というお菓子などは、公式ホームページで購入することができます。
アヴランシュ・ゲネー 店舗情報
住所:東京都文京区本郷4-17-6 1F
電話:03-6883-6619
アクセス:都営三田線・大江戸線「春日」駅(A2出口)から徒歩2分、東京メトロ「後楽園」駅から徒歩3分、JR「水道橋」駅から徒歩10分
営業時間:10:00~19:00
定休日:アヴランシュ・ゲネー公式HP参照 Bienvenue - AVRANCHES GUESNAY
*定休日カレンダーがありました。
まとめ
私達夫婦のお気に入りの「春日のケーキ屋さん」だったはずの アヴランシュ・ ゲネー ですが、今回この記事を書くにあたって食べログを見たら「スイーツ百名店TOKYO2019」に選ばれていたと知りました。
既ににかなりの人のお気に入りになっていたようです。(笑)
アヴランシュ・ゲネー のケーキの魅力は、センスがキラリと光るお味やデザインだと思います。
今回久しぶりにケーキを食べてみて、
「やっぱり驚かせてくれるな~。」
と嬉しくなりました。
だから、自宅用はもちろん、手土産やギフトで「人と差をつけたい!」という時などにはピッタリだと思います。
また今度食べる時が楽しみです。
気になった方は、ぜひ一度は行ってみてくださいませ。
お読みいただきまして、ありがとうございました。