先日オーブンレンジが壊れて、大急ぎで買い換えることになってしまいました。
本当だったら家電を買う時って何週間も、場合によっては何ヶ月もかけて探したいところですよね。
だって5年10年、もしかしたら15年も使っちゃうかもしれないんだもの、慎重に選びたい!
だけど生活に密着した家電が、予想外にいきなり壊れちゃったら、そうも言っていられないんですよね〜。
冷凍ご飯も温められないし、冷めたおかずもガスコンロで温めなきゃいけないって、経験してみるとけっこう不便でした。
そうなると一刻も早く新しいのを買いたいところですよね。
オーブンレンジが壊れてから丸3日で買い替えた私が、急いでオーブンレンジを選ぶ時に押さえるべきポイントをまとめてみました。
温めだけでOK?過熱水蒸気まで求める?
まず新しいオーブンレンジで何がしたいのかを明確にしておいた方がいいですね。
オーブンレンジにはこんなのがありますよ。
①シンプルな機能だけのオーブンレンジ
②いろんな機能が平均的にある中位機種のオーブンレンジ
③最上位機種と呼ばれるような本格的過熱水蒸気調理ができるオーブンレンジ
④お菓子やパンを上手に作れるコンベクションオーブン
細かく見ればそれぞれの機種にそれぞれの特徴がありますが、大まかに分けるとこんな感じになると思います。
特に③の本格的過熱水蒸気調理ができるのかどうかというのは、お値段的にも大きな分かれ目になります。
④のコンベクションオーブンというのは熱風をファンによって庫内に循環させることで、ムラなく焼き上げることができるタイプで、パンやお菓子作りメインの人には大人気のようです。
私も今回オーブンレンジを購入するにあたって、気ばかり焦ってとりあえず行ってみようということで実店舗の売り場に向かってしまったんですけど、本当にたくさんの種類が売っているんですよね。
素晴らしい機能のものを次々と見ていると、いろんな方向に興味が飛んで行ってしまって、とても短時間では決められそうにありませんでした。
自分の欲しい基準がしっかりしていないと、いろんな迷宮に入ってしまって時間がかかると感じました。
自分の家に合うサイズ
私は元のオーブンレンジのサイズを確認せずに売り場に見に行ってしまいました。
元のオーブンレンジは22 L のコンパクトサイズだったんですけど、もっと大きいサイズだと思い込んで売り場では26Lとか31 Lとかのものを中心に見ていたんですね。
家電って家の中では大きく見えるし、売り場では小さく見えるから、ちゃんとサイズを確認しておくべきですね。
サイズが大きいものの方が選べる種類も多かったけれど、我が家は二人暮らしなので最終的にはコンパクトサイズの22 L に落ち着きました。
元のレンジのサイズを勘違いしていたので結果的に少し遠回りしてしまいました。
事前に家族の人数と置けるスペースをしっかり考慮した方がいいですね。
またオーブンレンジは上や左右後ろに数センチのスペースを必要とする場合が多いので、その分のスペースも確保しなければいけませんね。
予算は決めておこう
新しいオーブンレンジを買う予算が決まっていると、ある程度絞り込みもしやすいと思います。
私が売り場に行ってみて驚いたのは、1万円以内のものから20万円ぐらいまで、お値段にかなり幅があったことでした。
オーブンレンジ10万円以上ってそんなことあるの?
って正直思ってしまいました。
時代は進んでいたのですね。
シャープのヘルシオなどで知られる本格的過熱水蒸気調理のできるような最上位機種は、18L以下の小さいサイズを除いては、どのメーカーのものも7、8万円以上はする印象でした。
私は3、4万円ぐらいで元のレンジと同じくらいのが買えるのかなぁと思っていたので、高くても5万円以内でと思っていました。
そうなるとお値段的には平均的に無難に機能が付いている中位機種ということになりますね。
納期は先に確認
実店舗でもネットでも、ちょっとでもいいと思ったものは、深堀りする前に納期を確認しましよう!
いくら気に入ってお値段もリーズナブルだとしても、納期2週間とかって、急いでる身には厳しいですよね。
ここもポイントかなと思います。
私が 譲れなかったこと
今回は急いでいるので、時間をかけて選び抜くことはできなかったけれど、それでも譲りたくないポイントというのがありました。
★埋め込みヒーター
埋め込みヒーターというのはオーブンレンジの庫内の天井がフラットになっていてヒーターが埋め込まれているものです。
実店舗の店員さん曰く、前はオーブンといえば埋め込みヒーターが主流だったけれど、コストカットで露出タイプのヒーターが多くなってきているということでした。
露出タイプというのはトースターのヒーターをイメージすると分かりやすいかもしれません。
露出タイプのオーブンレンジというのはトースターのヒーターが天井にある感じなのです。
こちらはこちらで、こんがり焼けるというような利点はあるようです。
ただお手入れのことなどを考えると露出管が割れるのも怖いし、私などはやはりフラットな埋め込みヒーターが譲れないと思ってしまいました。
今では最上位機種達と一部の中位機種(ほとんど日立だけ)にしか埋め込みヒーターがないということで、ここを譲らなかったことでかなり機種が絞られてしまいました。
★色は黒か白!
これは私の個人的な趣味なのですが、できれば黒がいいと思っていたんです。
黒じゃなかったら白ですね。
黒でおしゃれな感じのオーブンレンジっていろんなメーカーでたくさんあったんですけど、いかんせん埋め込みヒーターという縛りを自分がしているので、ほとんど日立の中で決める感じになりました。
でも日立って赤が多いんですよね。
ネット通販で最新の機種じゃないもので、日立の埋め込みヒーターで22 L で過熱水蒸気もついているタイプで、お値段もそこそこ安くてみたいなのはあったんですけど、やっぱり赤なんですよね。(ちなみに中位機種の過熱水蒸気と上位機種の過熱水蒸気とはレベルが違うようです。)
結局は何とか日立の白いオーブンレンジにたどり着きました。
本当言うと他のメーカーの中位機種の黒いレンジの中に、なんとか埋め込みヒーターのものを見つけられないかと探したんですが、私には見つけることができませんでした。
私が妥協したこと
◇過熱水蒸気
最上位機種ほどハイレベルではなくても過熱水蒸気機能があったらいいな、とは思いましたが、上の条件を譲らなかったこともあって、こちらは諦めました。
そもそも元のオーブンレンジにはスチーム機能があったけれど一度も使ったことなかったんです。
しかも、オーブンを使ってお菓子は作るけれども、お料理を作ったことはない私。
そんなレベルなんで、宝の持ち腐れになる可能性もあるので、これはまぁいっかと思いました。
◇レンジの赤外線センサー
レンジの機能で赤外線センサーが付いていると温めの仕上がりがいいと知りましたが、これがついていていいなと思ったのが、露出ヒーターのだったりしてなかなかうまくいかずこちらも諦めました。
このオーブンレンジ買いました!
こちらが私の譲れないポイントを満たしたオーブンレンジです!
一生懸命選んだので、今度は使える機能をどんどん使ってオーブンでの料理にも挑戦してみたいと思っています。
手始めに先週末、焼き芋を焼いてみました。(料理じゃないけど。笑)
想像をはるかに超えるレベルで柔らかく甘く焼けていたので驚きました。
なかなかやるじゃん!って思いましたね。
まとめ
私がオーブンレンジを大急ぎで買い換えた時の経験を踏まえて、押さえておくポイント、また私が譲らなかったこと、そして逆に諦めたことをお話しさせていただきました。
短い期間でこれから長く使うものを決めるのはなかなか大変ですが、押さえるべきポイントと自分の譲れないことを整理していくと、お気に入りの一台が見つかるのではないかと思います。
この記事がどなたかのオーブンレンジ購入の参考になりましたら幸いです。