今日は、最近のマイブームになっている「会社四季報」業界地図2022年版 についてお話ししようと思います。
一見、堅苦しそうなタイトルですが、私のようなそういう方面に明るくない人にとっても見やすく作られている本なので、興味のある方はぜひこの記事を読んでみていただければと思います。
- 「会社四季報」業界地図 2022年版 を買ったきっかけ
- 「会社四季報」業界地図 2022年版 はこんな本
- 「会社四季報」業界地図 2022年版 私はこう使っている
- 「会社四季報」業界地図 2022年版 はこんな人におすすめ
- まとめ
「会社四季報」業界地図 2022年版 を買ったきっかけ
今から1ヶ月程前に、BSでやっていた投資初心者へ向けたテレビ番組の影響を受けて購入しました。
その番組では、投資未経験や既に投資経験のある芸能人をゲストに招いて、投資のプロの方の解説を交えて、これから伸びそうな会社や業界にスポットをあてて紹介していました。
元々この番組を視る予定ではなかったのですが、チャンネルをザッピングしていたら、ちょうど少し前に私が購入した株の会社のことを話していて、釘づけになってしまったのです。(やっぱり私の選択は間違ってなかったのか!と興奮してしましました。)
この番組の中で度々登場したのが、「会社四季報」業界地図 2022年版で、VTRとこの本を照らし合わせながら番組が進行されていました。
私も少額ながら投資をしているので、
「この本からお宝銘柄が発見できるかも~!!」
というとっても現金な理由で購入を決めました。
ネット社会になってきていると言いますが、まだまだ私のような世代にとっては、テレビの力は絶大ですね(笑)
「会社四季報」業界地図 2022年版 はこんな本
タイトルに「地図」とある通り、見開きの地図のようなページで、業界内の勢力や資本関係、規模など、視覚的にパッと見てわかるような作りになっています。
そして、業界の動向を「業界天気予想」として「☀」とか「☂」などのお天気マークで一目でわかるようになっていたり、その業界でチェックしておくべきポイントなども、表やグラフを使って説明してくれています。
業界で注目の会社や、注目の技術情報なども紹介しています。
全体的にカラフルな本なので、そういう点でも見やすいですね。
「会社四季報」業界地図 2022年版 私はこう使っている
①投資対象探し、銘柄研究
購入きっかけの所でも書きましたが、投資の為というのが一番の目的でした。
分散投資の効いている米国株へのインデックス投資が長期的には正解、というのが流行っているのはわかるのですが、自分で発掘した個別銘柄に投資するというのもやっぱりやりたいのです。
注目した業界のページを熟読して、気になる企業があったら、そこをネット証券で業績を詳しく確認してみたり、株の掲示板やツイッターで人の意見を見てみたりとなどしています。
それで購入する魅力があると感じた企業は、ネット証券のマイページのお気に入りに入れておいて、タイミングを待つことにしています。
②ニュースの答え合わせ
テレビのニュースなどで見聞きしたことを、この「業界地図」で確認できたり、その逆もあったりして面白いです。
「つながってるわ」
と感心したりしています。
例えば少し前、
「関西スーパー が エイチツーオーリテイリング と経営統合すると発表したら、オーケーストア がTOBで 関西スーパーを買収する考えを示した」
というニュースがありました。
すかさず「業界地図」のスーパー業界のページを見ると、エイチツーオーリテイリング から 関西スーパー に➡(矢印)が伸びていて、10%の出資がされていると確認できました。
元々そういう関係だったのかぁ、と納得した一方で、じゃあオーケーはどこにいるのかな?
とスーパーのページを探すも見つからず、もしやと思ってディスカウントストア業界のページに行ってみたら オーケー を見つけることができました。
オーケー ってスーパーみたいだけど、ディスカウントストアの業界に属しているのかぁ。
などと、そういう発見もあります。
それからスマホ業界のページを見ていたら、オシャレ家電で有名な バルミューダ の名前があって、
「え?バルミューダがスマホ?」
と思ったのですが、よく読むと 京セラ と組んで2021年の11月以降に参入する予定と書いてありました。
それを目にしてからちょっと後に、バルミューダ から出るスマホのデザインが一部公開されたことがネットでニュースになっていました。
答え合わせ感があって、ホントおもしろいです。
③雑誌的に時々眺めてみる
巻頭の方に、「最新!47都道府県別のトップ企業」と題して売上ランキングの3位までの一覧があったり、「2030年の業界天気図」の一覧があったりするので、そういうのをチラチラ見るだけでも楽しめたりします。
「こんな企業がこの県のトップだったとは!」
とか、
「何気なくお隣同士の県でも、トップ企業の売上高はとんでもなく格差あるんだなぁ。」
など、驚きがありました。
2030年の業界の天気予想も興味深かったです。
あと業界ページにはカラフルなグラフとか表があるので、数字の羅列が苦手な私も、見る気が湧いてくる感じなのです。
「会社四季報」業界地図 2022年版 はこんな人におすすめ
①日本の個別株投資をしている方、したい方
私のように日本の個別株にも投資したい人にはおすすめしたいですね。
(海外の企業にも触れていますが、あくまで日本企業を中心に扱った本です。)
これから伸びそうな会社が見つけられたり、何かヒントを得ることができるかもしれません。
②就職を控えている学生さん
学生さんが就職先を考える時にも役立つと思います。
1つの会社でずっと働く人は減ってきているかとは思いますが、世の中にはどんな業界があって、その業界はどんな勢力図になっているのか、またこれからどんな分野の業界が伸びるのかとか、知っておいて損はないと思います。
上場していない会社も出ています。
そして、各業界ページに平均年収や初任給が載っているのも参考になると思います。
同じ仕事内容でも、伸びている業界と、斜陽な業界ではお給料も違ってくる可能性があるから、後で後悔しないためにもチェックしておきたいところです。
私なんて就職する時に、恥ずかしながら初任給の比較しかしていなかったです。
その先が重要ですよね~。(^-^;
③業界研究が必要な社会人の方々
1つの業界にある程度いれば、なんとなくその業界の実情に詳しくなっていくものだとは思いますが、こういう本で体型的に学ぶのもありだと思います。
新入社員の研修の資料としても使えそうですね。
④視野を広げたい方
私なんかも自分の身の回りのことに目が行きがちで、経済や社会情勢に強くない方なのですが、もう少しわかりたいなぁと思っている方にも、おすすめしたいです。
私は「半導体」とか「DX」とか最初順番に読んでいこうとしたら、本当に頭痛がしてきたんですけど(笑)、興味がある業界から見て行くと馴染みやすいかもしれません。
私は「スーパー」とか「百貨店」とか「アパレル」とかから見ていきました。
まとめ
最近のマイブームになっている「会社四季報」業界地図2022年版 についてお話しさせていただきました。
私は文系タイプなので、どうしても経済方面がウィークポイントだと自分でもずっと感じています。
人生百年時代と言われ始めた今だから、40代半ば、ここからちょっと、そっち方面でグレードアップしたいなぁと思っているんです。
「学び直し」と言えるほどでもないのですが、子供もいないことだし自分でも育ててみるか(笑)なんてね。(←大げさですよね。(^-^; )
本の話に戻りますが、この本は中学生とかの時に社会の時間に使っていた資料集みたいな感じもあって、マイブームとなっております。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
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