こんにちは、ミケうさぎです。
30代で満を持して投資を始めた私でしたが、リーマンショックで早々に撃沈してしまいました。泣
前回、前々回の記事です。
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そんな私でしたけど、懲りもせず、その後も投資をまた始めたんです。(^-^;
今回は30代、リーマンショック後の私の投資のお話です。
身近な、好きな会社に投資してみる
リーマンショックで、私にとってはすご~い額のマイナスになってしまった投資信託があったんですけど、それは塩漬けにしたまま、自分で直接、株式に投資してみることにしました。(塩漬けにしてある投資信託は、コンサルティング会社を通じて購入していたものでした。)
で、始めるにあたって初心に戻ったんですね。
投資をまだ始める前に一番最初に読んだやさしい漫画みたいな本に書いてあったことを思い出しました。
そして、「身近にある、自分がよく使う、好きな会社」の中で見込みがありそうな会社の株にしようと思いました。
20代の時に憧れたのはファミリーセールのある三陽商会の株主優待が頭に浮かびました。
でも、リーマン後に三陽商会の株も大幅に下がっていたものの、塩漬けがあって投資資金の少ない私にはまだちょっと高かったので、三陽商会は断念しました。
そこで私が最初に購入したのが「丸井」の株でした。
デパート?の丸井です。
関東以外にお住まいの方にはあまりなじみがないかもしれませんが、百貨店と駅ビルの間くらいの雰囲気のお店で、関東にはけっこうあるんです。(去年福岡に1人で行った時に博多駅に丸井があるのを見つけて嬉しかったな~。)
この丸井が私は若い頃から好きで、本当によく利用していました。
高校生でまだお金がなかった時に、大人の店員さんがすごくちゃんとお客さん扱いしてくれたことが嬉しかったことに始まり、大学時代には短期でアルバイトしたこともあったし、学生、OL時代は丸井でいっぱい買い物をしてきました。
その丸井の株主優待が、当時、「いつでもお買い物10%OFFの株主優待カード」だったんですね。(今は違う形の優待になっているようです。)
その優待カードがあれば、お買い物のたびに、セールの時だって10%必ずOFFになるというのは、なんとも魅力的でした。
それによく行くから、なんかお店が寂しくて経営大丈夫?みたいな雰囲気になってもすぐに気づけると思ったんです。(でも寂しい雰囲気になったら、丸井にお世話になってきた者としては応援しなきゃって思っちゃうかもですけどね。難しいところです。)
その当時は、株価が割安とか割高とかはほとんど考えませんでしたね。
リーマンショックで株価は軒並み下がっていることはわかっていたくらいです。
でも、これからアベノミクスで上がるとかはもちろん知らなかったので、株主優待もらえればいいやっ、て割り切っていました。
そして株主優待がもらえる株数を購入して、権利確定日を過ぎ、忘れた頃に優待カードが届いて、その後数年は丸井の優待を楽しむ生活でした。♪
リーマンショック後に転職した会社の投資好き上司
リーマンショック後に私は転職していました。
お仕事に疲れてしまった私は、プライベートの時間もしっかり確保できるゆるいキャリア系に路線変更したんです。
そこで出会った私の直属の上司が、社内ではちょっと変わり者扱いされていたんですけど、投資が趣味な憎めないキャラの人でした。
私より20歳位上の男性で、アパート経営や株式投資に明るい人でした。
純金投資でもかなり儲けたらしいです。
そんな上司に「私もちょこっと株やるんです。」って話したら、嬉しそうにして、それからはしょっちゅう投資の話を私にふって来ました。
「ミケうさぎさん、〇○銀行の株は今、超割安なんだよ~。3000株買い増そうかと思ってるんだよ。利回り△%だよ!いひひっ。」
「パフェットさんは本でこういってるんですよ。ミケうさぎさん。」
「株はやっぱり長期投資、数年後に収穫祭を祝うんですよ~。いひっ。」
「今日の、FRBのイエレンさんの発言が俺、気になっちゃってるんだよ~。」
などなど、ちょっと仕事妨害な感じもありましたけど、私が知らなかった株の知識やワード、人物などを教えてもらっていたんだよな~、と懐かしく思い出します。
この上司は苦労人で、昔「金の卵」というので東北から出てきて、働きながら苦学して大学を出たような人で、そんな人だから、投資もずっと頑張っていたみたいです。
私も毎日のように投資の話を聞いていたので、前述した丸井の株以外にも、上司おすすめの銀行の株なども少し買ってみていました。
それで、しばらくの間半年に一度の配当金をもらったり、株主優待を使ったりすることにささやかな喜びを噛みしめていました。
アベノミクス
不景気の中、配当金と優待を楽しみにする生活を送っていた私ですが、アベノミクスが始まって、株価がじわじわ上がっていくことに喜ぶものの、初めてのことでオロオロしていて乗り切れなかったです。
自分が持っていた株が2倍位の株価になったところで、すごく満足してしまって、もしかしたらまた急落したらどうしようという不安から売ってしまって、後からもっと上がったのにと後悔しましたね。
それと20代の頃から、デフレに慣れているマインドだったので、株についても上がってきた所で買うのが怖くて、また下がるんじゃないか?下がった時に買いたい!と思ってしまって、上昇する株価の波に乗っていくことができませんでした。
後から、こんなことなら何でもいいから買っておけばよかったんだなんて思っても後の祭りでした。笑
それでも、持っていた株を売却してキャピタルゲインという利益を得ることができたことは、初めての経験で、とっても嬉しかったですね。
まとめ
今振り返っても、リーマンショック後のこの時期の投資とのおつきあいは、楽しかったな~と思います。
自分で選んだ株を少し購入して、配当金をもらったり、優待を受けたり。
ささやかだけれど、達成感があったんでしょうね。
それに、身近に投資に明るい人がいて、しょっちゅうあ~だこ~だと話せて、面白かったな~と思います。
人の意見も参考にしつつ、少ない知識と経験でも自分で考えて、自分の責任でやってみる。そして失敗したりもするけどそれも経験になる。そしてまたやってみる。
そういうのが、やっぱり楽しいですね。
まぁ、アベノミクスには乗り切れなかったし、塩漬けの投資信託はまだ放置したままでしたけどね。(^-^;
最後までお読みくださりありがとうございました。
もう少しだけ続きたいと思います。